2020年がスタートしました。
この9年間、様々な応援をいただきながら、少しずつではありますが歩みを進めて参りました。地域に根差したNPOとなるべく。
これからも明日への一歩となる活動を続けて参ります。
今年の新たな一歩。地域のニーズを拾い、みんながあんして暮らすことができる地域づくり<生活サポート>を手掛けていこうと計画を進めています。
これからもみなさまからのご指導ご鞭撻をいただきながら、前に進んでいきます。どうぞよろしくお願いいたします。
地域の方たちにと、 こんなにたくさんのお菓子を いただきました。
ありがとうございます!!
週1回の復興住宅集会所にて行っている≪いちごっこ寺子屋パーク≫や、子どもたちのクリスマス会、台風被害でまだまだ大変な状況が続く丸森での活動に役立たさせていただきます。
株主のみなさま、そして明治ホールディングス株式会社のみなさま、このご支援をつないでくださった日本NPOセンターのみなさま、心より感謝申し上げます。
震災の翌年、2012年から続いてきた<さをりサロン ➡ さをり織教室>が今日で定期開催終了となりました。わたりHome Coming Dayにも参加くださり、亘理山元にさをり文化を広めてくださった藤澤律子先生。長年にわたりご指導くださりありがとうございました。
【NPO法人さをり広場】とつなげてくださり、震災復興応援の一環としてさをり織機を身近に使わせていただくことができました。さらに学びたいという声も多く、生徒さんたちは仙台に出向いて創作活動を続けていくとのことでした。
定期開催は終了ですが、これからも何かの折にさをり織文化をここ亘理で絶やさない工夫をしていきたいと思います。
≪丸森炊出しレストラン フライデー≫
12月6日 公益財団法人日本財団の支援を受け購入した大なべを使って、手づくりシチューを提供させていただきました。ありがとうございました。また、納品に当たって大和重工(株)からの協力いただきました。ありがとうございます。
11/8から毎週金曜日、亘理いちごっこさんと東北開墾塾の協働で、丸森町金山にて炊き出しを始めたとのこと。
その手伝いに伺いました!
まずは、炊き出しの食材準備。
ひたすら、たくさんの人参と白菜を切っていました。
16:00より、丸森町へ移動。
日が暮れる手前で、少し町の様子が見えました。
稲刈り後の藁が、氾濫した川によって田畑や道に流れ、その片付けにも追われていること。
浸水被害で、まだ一階部分に住めず、二階で生活している方も多いことを知りました。
途中通った、金山小学校。
学校自体も1メートル以上の浸水被害に遭い、先週までは校庭が災害ごみの仮置き場となっていたそうです。登校できるよう、12月中に校庭の整備を進めるそうです。
炊き出し場所に着き、準備。
今回は、中華スープ、いかと野菜の煮物(亘理いちごっこより)、甘酒(山口県旭酒造様から提供の獺祭甘酒)、タピオカ入りプリン(地域のタピオカ屋さんより)。
17:00過ぎより住民の方々が、徒歩や車で大きなお盆や買い物かご、鍋を持参して途切れずいらっしゃいます。
「この前のカレー美味しかったよー」
「甘酒、身体あったまるねー」
「今日は、ほんと寒いから夜も何度も目が覚めてね。トイレは一階だから、二階から降りなきゃならないの。一階は暮らせないから、お母さん足悪いから不便でね」
「うちは仮設できても行かないの。犬がいるから、家で生活するんだ」
バタバタとスープを注ぎながら、住民さんが話される様々な情報を間接的に聞いていました。中には、家の泥ふきの雑巾がないと話される方もいて、寄付された雑巾を選んでもらい、持ち帰られる方もいました。
「次はいつ?来週ね。また来るね」と話され、帰る住民さんが多く、ここで温かいものが食べられることにほっとしたり、少しおしゃべりできることを楽しみにされたり…炊き出しの役割もたくさんあることを感じました。
そして、今はあっという間に東京です。
できるならば、もっと滞在したかった…
また来月伺うために、力を蓄えます。