多くの方々にあたたかく見守られ、寺子屋いちごっこのこどもたちが見事全員志望高校合格を果たしました。東北大学学内サークル<サークルいちごっこ>のお兄さんお姉さん、そして地域に育てていただいています。みなさんありがとうございます。
震災当時小学3年生だったこどもたち。いろんなことを乗り越えてここまで来ることが出来ました。たくさんの応援本当にありがとうございます。寺子屋いちごっこを今まで支えてくださった助成先は次の通りです(敬称略 事業時期順)。
公益財団法人 東日本復興支援財団
社会福祉法人 中央共同募金会(ボラサポ基金)
公益財団法人 JKA
公益財団法人 大阪コミュニティ財団
宮城県 (宮城県震災復興NPO等支援事業)
公益財団法人 ベネッセこども基金
公益財団法人 日本財団
年賀寄附の応援をいただき、復興住宅集会所にて今年初めての手づくりサークルが開かれました。年末年始のお休みもあって、ほぼ1か月ぶりの再開。お腹を抱えて語り合うひと時もあり、ひたすら手を動かす沈黙の時があったり、さっぱりわからない人に教える先輩がいたりと、また1年がスタートです。来月末、宇都宮のカトリックバザーにて手づくり品を販売したいといううれしいお声をいただきました。活気のある1年となりそうです。メンバーが作ったすてきな作品の数々をご紹介していきます。おたのしみに。
2017年 東日本大震災から、そして亘理いちごっこ立ち上がりから6年を迎えようとしています。みなさまからの温かなお心を寄せていただき、地域のコミュニティをはぐくむ場を創ってくることが出来ました。心より感謝申し上げます。
がむしゃらに走ってきたこの5年半。これからは更に地域の声をいただきながらことを進めていこうと思いを新たにしております。変わらずお見守りいただけましたなら幸いです。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
昨年度の活動を下記URLにてお伝えしております。ご覧頂ければと思います。
【復興庁心の復興事業】
2016年12月24日開催 亘理Home Coming 震災後ばらばらになってしまった方たち、外から地域を応援しようと集まってくださっている方たちの交流が図られました。
お食事サロン「おらほの食卓」やおたのしみサロン「そば打ち他」 復興住宅集会所、地区集会所などにて開催 地域住民の食などを通した交流活動を実施しました。
【赤い羽根中央共同募金助成事業】
ボラサポ基金・・・2011年9月
当方立ち上がりの一歩から2016年9月まで長期にわたる応援をいただいてきました。サロン活動、こどもサポート事業、拠点地確保のための資金援助・・・多方面にわたって応援いただきました。
【年賀寄附金配分助成事業】
地域交流の場を作らさせていただいています。いつでも開放し、どなたでも使え語り合うことが出来る場所づくりが、この地域に今求められているものと事業展開中
【大阪コミュニティ財団助成事業】
被災地域の発信、そして補助助成がなくても自立していくことが出来るようにと自主事業の充実を図るべく試行錯誤しながらイベント等に出向き、様々な地域にて交流活動を行っています。
こどもたちの心身ともなる成長を願い事業を行っています。
【大阪コミュニティ財団助成事業】 【ベネッセこども基金助成事業】
寺子屋いちごっこにて週3回、小中学生40名ほどが集まり学習サポート及び食事会、イベント等を開催しています。
【ハーモニィセンター応援事業】 【大阪コミュニティ財団助成事業】
2016年もポニーや異年齢の子どもたちとの交流活動「ポニーサマーキャンプin亘理」を開催しました。親元を離れ、おともだちやスタッフとの活動で成長していくこどもたちの姿が頼もしかったです。
【子供の未来応援運動・・・日本財団助成】
貧困の連鎖を断ち切るために、こどもの貧困を解決するためにと行われてきた運動の1周年の集い(内閣府主宰)に参加してきました。事業実施に向けて現在調査調整を行っています。
【国際交流基金・・アジアセンター・・助成事業】
「わたり・タイいちご友愛ネット」・・・被災したいちご農家さんたちが、タイのいちご農家さんに技術指導を行いました。タイから5人の研修生が学びに、そして亘理からもタイ農業を学びにと交流が図られました。
https://www.facebook.com/photo.php?fbid=1376860728997331&set=pcb.1376861052330632&type=3&theater
【こ~ぷほっとわ~く助成事業】
地元高校や専門学校などのこどもたちのインターン受入を行いました。製造作業所やコミュニティレストランでのお仕事だけではなく、復興住宅集会所などに出向いてのお食事サロンにも参加。孫のような高校生たちとの交流は、双方にとってもとてもいい機会となりました。
【東北ろうきん支援事業】
継続可能な事業所となっていくように管理部門の充実のためご支援いただきました。就労規則の確立のために使わさせていただきました。
【たくさんの応援ありがとうございます】
ボランティア参加、果物などの支援物資などの応援をいただきました。いただいた物資はサロン活動の中でみなさんに配らさせていただいています。震災から5年経った今も応援いただき心より感謝いたします。
『地域再生大賞』とは、共同通信社と地方新聞社が協働で、地域で活動する団体を応援するべく2010年から設けられた賞です。第6回目を迎えた今年、優秀賞をいただくことが出来ました。斎藤貞亘理町長に報告に行って参りました。
http://www.47news.jp/localnews/chiikisaisei/taisho/2015/nominate_list.html
東日本大震災直後、炊き出し活動から亘理いちごっこの活動へとシフトしていくにあたり、その当時副町長であった斎藤氏にご尽力いただき活動場所を確保することが出来ました。あれから約5年。地域コミュニティを多少なりともつなげる団体となることが出来たのも、町の協力を始めたくさんの助成、ご支援をいただくことが出来たからこそと感謝の一念であります。
これからも地域にとって必要な団体となっていくことが出来るようみなさんの声を聴かせていただきながら進んでまいります。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
https://www.facebook.com/watari.ichigokko/photos/pcb.978279855592633/978270462260239/?type=3&theater
大阪コミュニティ財団助成事業、宮城県震災復興担い手NPO等支援事業、そしてたくさんの方々の応援をいただき、今年度寺子屋いちごっこを運営してくることが出来ました。
東北大学学部内サークル「サークルいちごっこ」が立ち上がって4年。こどもたちと学生たちとのきずなが深まっています。勉強を見るだけではなく、様々なものを抱えたこどもたちに寄り添うお兄さんお姉さん。その姿がこの活動の支えでした。大学1年生からこの活動に関わり今年大学を卒業していく学生たち。こどもたちの学びの場であるだけではなく、大学では学ばない大切なものを学生たちはきっとここ亘理で得てくれたと思います。この出会いそしてこの頑張りに感謝です。
寺子屋いちごっこを支えてくれている東北大学学部内サークル【サークルいちごっこ】。大学1年生から4年間、大変な思いをしながら関わってくれた学生たちが卒業していきます。その学生からのメッセージです。
昨日、4年間関わってきた学習支援のサークルの最後のお疲れ様会がありました。元生徒達も来てくれて、感慨深い会でした。
私が高校2年の春、もうすぐ受験生というときに、東日本大震災が起きました。連日報道される震災の状況には、目を覆いたくなる光景が映し出されていて、私は普通に生活していていいのだろうか…と何もできずにもどかしく思っていた頃を今でも覚えています。
その震災が、私の志望校への思いをさらに強くしてくれたように思います。
入学できたら、「何か」自分にできることをやろうと思っていた その「何か」が、私にとって 亘理地域での学習支援となりました。紹介してくださった熱海さん、ありがとうございます!!大学1年生の春に初めて亘理へ行ってから、大学の4年間は亘理地域での思い出でいっぱいになりました。子どもたちや保護者の方々、いちごっこの方々、いちごっこを通して関わることのできた方々…数え切れないほど多くの方との出会いがあり、今では亘理地域は私にとって第二の故郷のような大好きな場所です。
生徒とうまく接することができなかったこと、教え方に悩んだこと、サークルの運営での迷いなど大変なこともありました。
しかし、こうやって続けることができたのは 多くの方々の支えがあったからです。笑顔とパワーをくれた生徒たち。温かく声をかけてくださった保護者の皆様。サークル運営に多大に関わってくださった亘理いちごっこの馬場さん、送迎をしてくださった勉さん杉本さん、美味しいお弁当を作ってくださったり、学生のフォローをしてくださったいちごっこのスタッフの方々。いつも温かく見守ってくださった藤迫さん。そして、学生の皆さん。挙げればキリがありません。
4年間活動でお世話になったすべての方々に、この場を借りてお礼を申し上げます。本当にありがとうございました。亘理地域との出会いは、私の人生の中でとても大きなものです。私は、この亘理との繋がりをずっとずっとずっと大切していきたいです。大変お世話になりました。