• NPO法人【亘理いちごっこ】は東日本大震災後、罹災された方たちへの食事提供、地域内外の交流の場づくりを目的に立ち上がりました

イベントスケジュール

2016年3月21日イベントスケジュール TOPに戻る

寺子屋いちごっこ 「みんなありがとうの会」開催

2016.3.12.ありがとうの会集合写真https://www.facebook.com/watari.ichigokko/photos/pcb.978279855592633/978270462260239/?type=3&theater

大阪コミュニティ財団助成事業、宮城県震災復興担い手NPO等支援事業、そしてたくさんの方々の応援をいただき、今年度寺子屋いちごっこを運営してくることが出来ました。
東北大学学部内サークル「サークルいちごっこ」が立ち上がって4年。こどもたちと学生たちとのきずなが深まっています。勉強を見るだけではなく、様々なものを抱えたこどもたちに寄り添うお兄さんお姉さん。その姿がこの活動の支えでした。大学1年生からこの活動に関わり今年大学を卒業していく学生たち。こどもたちの学びの場であるだけではなく、大学では学ばない大切なものを学生たちはきっとここ亘理で得てくれたと思います。この出会いそしてこの頑張りに感謝です。

 

寺子屋いちごっこを支えてくれている東北大学学部内サークル【サークルいちごっこ】。大学1年生から4年間、大変な思いをしながら関わってくれた学生たちが卒業していきます。その学生からのメッセージです。

 

昨日、4年間関わってきた学習支援のサークルの最後のお疲れ様会がありました。元生徒達も来てくれて、感慨深い会でした。

私が高校2年の春、もうすぐ受験生というときに、東日本大震災が起きました。連日報道される震災の状況には、目を覆いたくなる光景が映し出されていて、私は普通に生活していていいのだろうか…と何もできずにもどかしく思っていた頃を今でも覚えています。
その震災が、私の志望校への思いをさらに強くしてくれたように思います。
入学できたら、「何か」自分にできることをやろうと思っていた その「何か」が、私にとって 亘理地域での学習支援となりました。紹介してくださった熱海さん、ありがとうございます!!
大学1年生の春に初めて亘理へ行ってから、大学の4年間は亘理地域での思い出でいっぱいになりました。子どもたちや保護者の方々、いちごっこの方々、いちごっこを通して関わることのできた方々…数え切れないほど多くの方との出会いがあり、今では亘理地域は私にとって第二の故郷のような大好きな場所です。

生徒とうまく接することができなかったこと、教え方に悩んだこと、サークルの運営での迷いなど大変なこともありました。
しかし、こうやって続けることができたのは 多くの方々の支えがあったからです。笑顔とパワーをくれた生徒たち。温かく声をかけてくださった保護者の皆様。サークル運営に多大に関わってくださった亘理いちごっこの馬場さん、送迎をしてくださった勉さん杉本さん、美味しいお弁当を作ってくださったり、学生のフォローをしてくださったいちごっこのスタッフの方々。いつも温かく見守ってくださった藤迫さん。そして、学生の皆さん。挙げればキリがありません。

4年間活動でお世話になったすべての方々に、この場を借りてお礼を申し上げます。本当にありがとうございました。亘理地域との出会いは、私の人生の中でとても大きなものです。私は、この亘理との繋がりをずっとずっとずっと大切していきたいです。大変お世話になりました。