11/8から毎週金曜日、亘理いちごっこさんと東北開墾塾の協働で、丸森町金山にて炊き出しを始めたとのこと。
その手伝いに伺いました!
まずは、炊き出しの食材準備。
ひたすら、たくさんの人参と白菜を切っていました。
16:00より、丸森町へ移動。
日が暮れる手前で、少し町の様子が見えました。
稲刈り後の藁が、氾濫した川によって田畑や道に流れ、その片付けにも追われていること。
浸水被害で、まだ一階部分に住めず、二階で生活している方も多いことを知りました。
途中通った、金山小学校。
学校自体も1メートル以上の浸水被害に遭い、先週までは校庭が災害ごみの仮置き場となっていたそうです。登校できるよう、12月中に校庭の整備を進めるそうです。
炊き出し場所に着き、準備。
今回は、中華スープ、いかと野菜の煮物(亘理いちごっこより)、甘酒(山口県旭酒造様から提供の獺祭甘酒)、タピオカ入りプリン(地域のタピオカ屋さんより)。
17:00過ぎより住民の方々が、徒歩や車で大きなお盆や買い物かご、鍋を持参して途切れずいらっしゃいます。
「この前のカレー美味しかったよー」
「甘酒、身体あったまるねー」
「今日は、ほんと寒いから夜も何度も目が覚めてね。トイレは一階だから、二階から降りなきゃならないの。一階は暮らせないから、お母さん足悪いから不便でね」
「うちは仮設できても行かないの。犬がいるから、家で生活するんだ」
バタバタとスープを注ぎながら、住民さんが話される様々な情報を間接的に聞いていました。中には、家の泥ふきの雑巾がないと話される方もいて、寄付された雑巾を選んでもらい、持ち帰られる方もいました。
「次はいつ?来週ね。また来るね」と話され、帰る住民さんが多く、ここで温かいものが食べられることにほっとしたり、少しおしゃべりできることを楽しみにされたり…炊き出しの役割もたくさんあることを感じました。
そして、今はあっという間に東京です。
できるならば、もっと滞在したかった…
また来月伺うために、力を蓄えます。